対応範囲(6領域)と運用ポイント
1. 制裁リスト照合(国・地域横断)
各管轄のリストを横断照合。氏名・別名・翻字差・生年月日・所在地で一致度を段階評価し、誤検知を抑える反証ルールを併記します。
2. PEP(要人)・アドバースメディア
役職履歴・親族関係・報道箇所を名寄せ。地域の表記慣行と多言語ニュースを踏まえ、信頼度スコアを付与します。
3. 輸出管理(デュアルユース)
品目・型番・スペックから規制該当性を確認。契約・物流実績との整合で、TBMLや迂回の兆候を抽出します。
4. 銀行・国際送金のルーティング評価
SWIFT・コルレス経路・休日偏在から不自然な遅延/分断を検出。差止・凍結の実現可能性を整理します。
5. 暗号資産アドレスの制裁近接
ラベル済みハイリスク先・ミキサー・ブリッジの近接を時系列で評価。名寄せ基準を固定し、可視化図と算出式を明示します。
6. レポート化・対外提出体裁
一次資料/分析/評価を分冊。欠測・制約・判断過程をログ化し、差止・仮差押・当局照会に対応できる体裁で納品します。
照合ログの例と判断フレーム
| 対象 | 照合キー | 一致度評価 | 反証・補強 | アウトカム |
|---|---|---|---|---|
| 個人(氏名) | 漢字/ローマ字/韓国語・中国語表記、生年月日、所在地 | High/Medium/Low(閾値・揺れ許容を明示) | 別名・旧姓・同音異字、渡航歴・勤務先との整合 | 継続モニタ or 解除 or エスカレーション |
| 法人(登記) | 商号・住所・代表者・UBO・関連当事者 | 関係強度(直接/間接/薄い近接) | 同住所・同電話の多重登録、SPV階層の追跡 | 取引制限・強化DD・契約条項見直し |
| 暗号資産(アドレス) | 既知ラベル・Hop数・ブリッジ/ミキサー通過・CEX入出金 | 近接スコア(時間・金額・方向の整合) | オフチェーン(KYC・端末・IP)で補強 | 差止ルート提示・凍結見込みの段階評価 |
関連:ビジネスリスク全般の視点は外部サイト risk-tw.japandetective.com を参照。実地検証が必要な場合は on-site-tw の手順と統一します。
実務運用の要点
- 名寄せ基準(翻字差・別名・異体字・別称)を文書化し、反証過程をログに残す。
- 一致度だけでなく、時系列・地理・金額の整合を併記して誤検知を抑える。
- 対外利用(差止・当局報告・訴訟)時は、弁護士連携の章立てに再構成する。
※各国の規制・公開情報の取得可否は案件属性・同意・契約・法域により異なります。
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