対応範囲(6領域)と主要手法
1. アドレス解析・クラスタリング
入出金相関・タイムウィンドウ・手数料挙動・再現性ルールを用いて、関連アドレス群を推定。誤検知を避けるため閾値・例外条件をログ化します。
2. CEX連携・KYC情報の照合
取引所エクスポートCSV・取引IDと照合。法域に応じて開示ルートを設計し、アカウント名寄せ・端末指紋との突合を行います。
3. クロスチェーン/ブリッジ/ミキサー検知
ブリッジ通過やミキシング痕跡、ラベル済みハイリスク先との近接を評価。イベントログと時系列整合でルートを復元します。
4. DEX取引・MEV・価格乖離の分析
スワップ履歴やフロントラン(MEV)影響、TBML示唆となる価格乖離を評価。出典と算出式を明示して可監査性を確保します。
5. 制裁・PEP・アドバースメディア照合
名寄せ基準を固定化し、誤検知を抑制。ウォレットラベルや地理情報と重ね、制裁リスクを段階評価します。
6. レポート化と差止オプション
一次資料/分析/評価を分冊し、差止・仮差押・凍結に向けたエビデンスパスを提示。再発抑止KPIも併記します。
取得データと照合の具体例
| データ種別 | 取得例 | 照合・検証 | レポート反映 |
|---|---|---|---|
| オンチェーン | トランザクションログ、イベント、ブロック時刻 | フロー図、近接指標、ブリッジ通過有無 | 時系列フロー、可視化図、差異リスト |
| オフチェーン | CEXエクスポートCSV、KYC回答、端末・IPログ | 名寄せ、端末紐づけ、時刻整合 | 照合表、根拠ログ、開示ルート |
| 制裁・報道 | 制裁リスト、PEP、アドバースメディア | 表記揺れ統一、地理情報突合 | リスク段階評価、是正案 |
参考:暗号資産トラブル・詐欺類型の外部資料は fraud-tw(詐欺・金融トラブル・暗号資産調査) をご参照ください。実地検証が必要な場合は on-site-tw の方針を併用します。
調査上の留意点
- アドレス推定は誤検知回避を最優先。閾値・除外条件・反証過程をログ化します。
- クロスチェーン移転・ミキサー通過は断絶が発生しやすいため、時刻整合と金額パターンで補完します。
- 対外利用(差止・訴訟)時は、弁護士連携の章立てに準拠した体裁で再構成します。
※本ページの記述は調査手法の一般的説明であり、特定の個別案件を示すものではありません。
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